2、社会不安障害と診断されるまでのこと

“不安の波”が初めてやってきたのは

4年ほど前のことでした。

 

その夜、一晩中、

仕事のことを心配していました。

 

納期に間に合うかどうか

不安で不安で仕方なかったのです。

 

次の日はオフでした。

今思えば無理やり出勤して

仕事をすれば落ち着いたのかもしれませんが

休みの日に出てくると

仕事ができない人と噂される職場でした。

 

その頃のチームは皆、1人で責任者と実務者を担っている状態で、誰も余裕がありませんでした。

 

入社4年目で異動したばかりの私も

会社役員レベルの上司から直接仕事をもらい

1人でやり遂げなければなりませんでした。

 

1人でやり遂げなければいけないと思っていました。

 

その日の夜、私は信頼できる女上司の名前を呟きながら、泣いていました。

 

お母さんのことも呼んでいました。

 

本当に初めて、助けて、と声に出しました。

 

今でも時々

その思考回路の癖が出そうになりますが

だいぶコントロールがうまくなりました。

 

失敗したくない

失敗したらどうしよう

失敗するに違いない

 

誰かに責められるんじゃないか

誰かに詰問されるんじゃないか

誰かにダメなやつと思われるんじゃないか

 

その頃の私は

起こってもいないことを

無限のループで想像し続けて

自分で自分を追い込んでいました。

 

“不安の波”とは

どうしよう、怖い、助けて

そんな種類の気持ちのかたまりが

一気に襲ってくること。

 

その夜を境に

“不安の波”は

度々私のところへやってくるようになりました。